どこの業界も人手不足。
求人採用に苦労しています。
学生側の売り手市場が続いています。
大卒者を思うように採れない企業が今、熱い視線を注いでいるのが高卒者。
若さゆえの「素直さ」と潜在的な成長力に注目する企業が増えているそうです。
実は、高卒採用は大卒採用を超える売り手市場のようです。
厚生労働省などの調査によると、
20年春の高卒予定者に対する求人倍率は19年11月末時点で2.80倍。
過去10年に渡って上昇。
一方、大学生の20年春卒業予定の大学生の求人倍率は1.83倍。
高卒採用では企業の求人に対し、
生徒が学校からの推薦を受けて応募できるのは1社だけという
「1人1社制」と呼ばれる採用選考ルールがあるそうです。
大卒のように複数企業を併願して同時に選考に進むことはできない。
政府はルールの見直しに動いているという。
売り手市場の波が大学卒から高卒まで広がる中、
高校生と企業側、学校側の「三方よし」の新たな仕組みが始まっていくのでしょう。