今、世界中に感染が拡大しているコロナウィルス。
このコロナ危機は、
大きな経済の危機となっています。
世界中が鎖国戦略をとり、
いままで進めてきたグローバル経済、
世界は一つという戦略が否定されることになってしまいました。
病気も、疫病も、震災も、結局は経済に絡んでくるわけです。
国の経済に余裕がなければ、
今回のような爆発的な蔓延を防ぐことはできないでしょう。
それによって疲弊した会社を立て直すこともできないでしょう。
経済は、自分だけが得しようとすると、必ずどこかで滞るといいます。
京セラ創業者の稲盛和夫氏は、経営には「利他の心」が必要といわれます。
より良い仕事をしていくためには、
自分だけのことを考えて判断するのではなく、
まわりの人のことを考え、
思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきと。
それは、「経済」の元々の意味とも共通しています。
「経済」という言葉は「経世済民」が語源です。
「世をおさめ、民を救う」という意味。