「百匹目の猿現象」
どういうことかというと
宮崎県の幸島という島に住むサルの一頭が
芋を海水で洗って食べることを覚えた。
すると、
同じような行動をとるサルが増え、
それが100匹を超えたとき、
かなり遠く離れた大分県崎山に住むサルも突然、
同じ行動が見られるようになったという話。
ある行動が一定数を超えると、
まったく接触のない同類の仲間にも伝播するということ。
世間が、震災や、大火災や、大事故、また、
今回のような疫病の蔓延で騒然としているとき、
どうしても人はネガティブなことを考えてしまうもの。
マスコミも暗くて悲惨な状況ばかりを報道するので、
どうしても焦点がそこにいってしまう。
今回のコロナ騒ぎでも同様のことが起きているのではないでしょうか。
多くの人がネガティブなことを思い、
その数が一定数を超えると、一挙にそれが現実になる。
それが、時代の雰囲気や空氣という「氣」をつくる。
大変な状況になろうと…
その中でも、「いいことさがし」ができる余裕があるといいですね。