アメリカの経営コンサルタント、
トム・ピーターズ氏は、「つまらない仕事」についてこう語る。
◆この次、つまらない仕事、ちっぽけな仕事が出てきたら、勇んでそれに飛びつこう。
そして、それを感動の仕事に変えてしまおう。
お鉢が回ってくるのを待っている必要はない。
つまらない仕事を探して、うろつきまわろう。
きょうから、さっそく!
◆ちっぽけなプロジェクトからどでかいメッセージを伝える方法を考えてみよう。
ガラクタの山の中に、磨けば光る珠(たま)の原石が隠れていないか、血眼(ちまなこ)になって探してみよう。
◆ちっぽけな仕事はでっかいチャンスだと思え。
このことについて、親しい同僚や尊敬する上司と話し合ってみよう。
はじめが「小さい」から、おしまいも「小さい」とは限らない。
ところで
「明珠在掌(みょうじゅたなごごろにあり)」という禅の言葉。
誰もが、はかり知れない価値のある宝物をすでに持っているということ。
そんな貴重な宝が、自分の身の内にあるのに、
多くの人はそれを探しに遠くまで行ってしまうという。
ちょうど、メーテルリンクが書いた「青い鳥」のチルチルとミチルのように。
「つまらない仕事」を、誰もが涙するような「感動の仕事」にしてしまう。
「つまらない仕事」の中に隠された、誰もが驚くような「メッセージ」を伝える。
一見、つまらないように見える
目の前にある仕事を、黄金に変えることもできるのでしょう。