ものごとが順調に進んでいるときには、
自然にプラス発想をしているもの。
反対に、困難に遭遇したとき、
そうした状況でもどれだけプラス発想ができるかが重要なのかもしれません。
いったん好ましくない状況にはまると、
発想はどんどん悪いほうに悪いほうにと行ってしまうもの。
わかっているけれども、
プラス発想がなかなかしにくいことは、
誰もが経験しているのでないでしょうか。
へこたれないで、プラス発想を維持するコツ。
ものごとには二面性がある。
どんな出来事も、
「良いほう」と「悪い方」の二つの解釈が可能。
悪いと思われる出来事にもいい面もあるということを認識し、
そちらのほうを一心に求めること。
たとえば、病気にかかった場合、
仕事ができなくなったり、金銭的に負担が増えたりと、マイナス面ばかりを考えて、
くよくよしてしまうものですが、
病気をした経験によって、
誰が自分にとって本当に大事な人なのかに気づくこともあるでしょう。
「この状況の中でプラスの材料は何だろう」とか、
「この状況から学ぶことは何だろう」という問いかけをしたら、
ポジティブな面に焦点があたる。
プラス発想とは、そうした広い視野をつかむ手段でもあるのですね。