ビートたけしさん、
海外でよく「映画監督なのにタレントもやっていて、努力していますね」と
声を掛けられることがあるそうです。
このことについて、たけしさんいわく、
「魚は努力して泳いでいるわけではない。
俺も魚のように泳いでいるわけで努力はしていない。生き方なんだよ」
「魚じゃなくて人間がプールで泳いでいるから努力しているように見えるだけなんだよね。
だからオイラ、『その商売の魚になれ』って思うんだよね。
プロとして当たり前にできるっていうことが、何にでも必要だと思うんだ」とたけしさん。
魚にとって、「泳ぐこと」は努力でもなんでもなくて、
「泳いでいないと死んでしまう」というだけ。
「自分の仕事のプロ」として、
努力を努力と感じず、また、努力だと周りに感じさせないレベルになれ、
ということなのですね。
長きにわたって何かを続けることができるということは、
それが苦になっていないということ。
好きだから続けられるということ。
「魚は努力して泳いでいるわけではない」
努力を努力と感じず、また、努力だと周りに感じさせないとは、、、
感服です。