人間というのは本来、成長するようにできているという。
なぜ人や組織は成長しなければならないのでしょうか?
「成長しなくても、現状維持で十分だ」
こういう考えの人がいるとしたら、
危機を招くかもしれません。
成長するものだけが、生き残る。
現状維持にとどまるものは、
即、衰退に向かうものです。
伸びている会社でも、
その現状に満足してしまったら、
その瞬間にその組織は転がり落ちていくことになるもの。
成長したいという欲求は、
人間だけがもつ欲求で、他の動物にその欲求はないという。
「さらに参ぜよ、三十年」という禅の言葉があるそうです。
「まあ、私もあるところまで行った、これでよし」、
となってはいけない。
そこからさらに、三十年修行せよ、ということ。
「このままでいいや」とか「もうこれで十分」となったとき、
人の成長は止まる。
さらに参ぜよ、三十年の気持ちで…