その中でも特に重要だとわかったのが、
「温かさ」と「有能さ」の2つだそう。
この2つが、他人に与える印象を大きく左右する。
良い印象にしろ、悪い印象にしろ、この2つでその90パーセントが決まってしまう。
誰かに「温かい」「有能」という印象を与えることができれば、
その人はあなたを信頼する可能性が高くなる。
信頼してくれた人とは良好な人間関係を築くことができるもの。
その人はあなたが何かをする時に、おそらくそれを支持し、応援してくれる。
ただひとつ注意点。
「温かさ」と「有能さ」は相反する特性と思われがちだということ。
たとえば、「あの人は確かに優秀だけれども、
あの人のために働きたいとは思わない」。
あるいは「彼女はとても親切で優しいけれど、さほど頭が良いとは思えない」
などと言われがちだということ。
「この人は実は、有能な上に温かい」と思ってもらうことは可能。
そのためにできることはひとつ。
「礼儀正しくふるまうこと」だそう。
人が人と対面して
相手が温かいかどうかの判断を下すのに要する時間は、
わずか33ミリ秒という短さだという。
1秒は、1000ミリ秒だから、0.033秒。
一瞬の間にわかってしまうということ。
そして、怖いのは、一度そういう判断を下すと、
その人の判断を簡単には変えないという。
温かいと感じてもらう第一歩は「笑顔」。
そして、傾聴の姿勢だそう。
また、丁寧な言葉と「愛語」を使うこと。
礼儀正しくふるまうことは人生において、とても大事なことなのですね。