ついつい愚痴も
愚痴の一つも言いたくなること、誰でもあるのではないでしょうか?
たまにならいいけど、
しょっちゅう愚痴っている「愚痴っぽい人」って、一緒にいて気持ち良くないですよね。
たとえば、食事に入った店で
「うまそうだね」と、期待感を込めればいいのに、
「なんかうまそうじゃないな」とかいわれると、
それだけで味がまずくなってしまいますよね。
愚痴をこぼす人に限って、いい生活をしていない。
ゆったりとしている人ほど、何でも楽しもうという気持ちが強い、そうです。
尾崎放哉(ほうさい)という俳人がいたそうです。
彼は、小さな庵に住み、42年の短い人生を終えた人。
彼の句碑(くひ)には
「いれものがない 両手でうける」という文字が書かれているそうです。
「コップがない。しょうがないな」と文句をいう人がいたら、
「両手で飲めばいいじゃないか」とニッコリ笑って、言ってあげるのでしょう。
「何もなくても、よろこびはあるのだ」と、この句は言っているのかもしれません。
愚痴ばかりこぼす人を友達にしたいと思う人はいないでしょう。
何も楽しくないから。
相手を楽しませ、明るい気持ちにさせ、喜ばせる人は好かれる。
そんな人は、相手の話をじっくりと聞くことができるでしょう。
自分に余裕があるから。
愚痴は、控えたほうがいいですね。