ファミマが「24時間営業見直し検討」!?
コンビニエンスストア大手のファミリーマートが
24時間営業の見直しを検討しているそうです。
理由は、
やはり人手不足が深刻になり、人件費も高騰しているため。
日本でコンビニといえば24時間営業が当然という認識です。
「24時間」の看板を下ろし、
売り上げを減らしてまで営業時間を短縮すべきかどうか。
一部の店舗で深夜など客が少ない時間帯に実験的に店を閉め、
採算性を見極めるというのです。
実験店舗では、
自動販売機を設置して閉店時間帯をカバーすることなども検討している様子。
営業時間短縮は、
コンビニ業界より先に様々な業界が実施していますね。
特に外食産業では24時間営業を取り止める企業が増加しています。
「ガスト」を運営するすかいらーくも24時間営業の店舗は、
全体の1割以下まで減っている。
日本マクドナルドも同様に、全体の3割以下まで減らした。
牛丼チェーンの「すき家」は、
深夜に店員1人だけで運営するいわゆる「ワンオペ」が問題となり、
大半の店舗で24時間営業を中止。
一方、労働環境を改善したうえで深夜営業を徐々に再開していったところ、
落ち込んでいた業績が回復したそうです。
現在は、再び8割以上の店舗で24時間営業を行なっているというから、
おもしろいものです。
ということは、
全ての企業、店舗で深夜の需要が、営業できないレベルになっているとはいえない。
深夜の収益性に関しては、業種や地域、店舗によって差がある。
売り上げや利益を確保できるかは、経営戦略次第ということなのでしょう